お題「50000hitを記念して、風紀の乱れを一掃してみよう」
「今日、てめーら風紀委員に臨時召集をかけたのは他でもねぇ」 「どうしたんですかィ、土方さん。いつも以上に瞳孔開いちまって。マヨネーズが切れやしたか」 「誰がマヨ中毒だ。…聞くところによると、このサイトもとうとう50000hitを迎えちまったらしい」 「なんだと?!トシ!そんなめでたい日にこうしちゃおれん!早いとこお妙さんの店で祝いの宴を…」 「アンタ今、高校生設定だろーが!あっちと話を混同すんじゃねーよ!」 「近藤だけにか?!近藤だけに混同か?!トシ!お前もウマイこと言うようになったな!」 「いや、たしかにソレ俺も思った!思ったけどあえて口に出さなかったんだから、流せよ!狙ったわけじゃねーのになんか恥ずかしいだろーが!…つーか、本題をしゃべらせろ!」 「なんですかィ、本題って。さっさと終わらして帰りやしょーや」 「いいか、てめーら。50000hitってことは、このダメサイトが50000回も世間の目に触れちまってるってことだ。管理人のダメっぷりは今更どーすることもできねぇが、せめて俺たち風紀委員がシメる銀魂高校の乱れを正さねーことには純真な読者様にシメシがつかねェ」 「じゃあ今日集まったのは…」 「そうだ。これを機に風紀の乱れを一掃する。そのためには日々の行いを厳しく律する掟、『校内法度』が必要だ。…山崎ィ!」 「ハ、ハイ!」 「今から俺が言うことを黒板に書け」 「わかりました、副委員長」 校内法度その一『服装を乱すことなかれ』 「待て、トシ!服装の乱れは、時に良い効果を出すこともあるぞ!特にお妙さんは、多少セーラー服に乱れがあった方が色っぽさに拍車がかかってよりムラムラ…」 「知らねーよ!一人で勝手にムラムラしてろ!」 「まぁ最近たしかに服装の乱れは目立ってきちゃいますが。そこまでする必要ありますかねェ」 「何甘っちょろい事言ってやがる、総悟。服装の乱れは生活のだらしなさの表れと言っても過言じゃねェ。学校ってのは公の場だ。身なりは常に整えておくのが常識ってもんだ」 「うむ。トシの言うことも一理あるぞ、みんな」 「『も』って何だ。アンタのムラムラ説にはなんの理もねーよ」 校内法度そのニ『喫煙することなかれ』 「そういやこの前も男子トイレにタバコの吸殻が落ちてました。最近増える一方ですよ」 「そのとおりだ、山崎。言うまでもなく未成年の喫煙は許されねェ行為だ。しかも、それをあえて校内でやろうとするたァ、俺たち風紀委員に名指しでケンカを売ってるとしか考えられねェ。ナメやがって」 「売られたケンカは買うってわけですかィ。そいつァいーや」 校内法度その三『不純異性交遊することなかれ』 「何ィ?!まさか俺とお妙さんのことを言っているのか?違うぞ!俺は断じてR指定に引っかかるようなコトは、想像しても行動に移しては…」 「いや、頭ん中ソレばっかりか!風紀委員長だろ、アンタ!」 「土方さん、そいつァ校内のカップルから反感買うんじゃねーですか」 「何も俺ァ、交際を許さんと言ってるわけじゃねェ。学校という教育の場で、不要にイチャつくのは風紀の乱れに繋がると言っているんだ」 「さぞかしモテねー野郎が作った校内法度だと思われんのがオチですぜ」 「心配いらねェ。その三は山崎が発案したことにしておく」 「あー、なるほど」 「2人とも、そーいうこと?!風紀委員会での俺の存在意義ってそーいうことなの?!」 「よし。この3つを校内法度として、今後、風紀を正すための指針に…って。…オイ。何だ、てめーら。その何とも言えねぇツラは。不満でもあんのか」 「…いや、あの、不満というかですね。副委員長」 「なんだ、山崎。言いたいことがあんならハッキリ言え」 「この校内法度、もう一度読んでみてもらえます?」 「あん?なんだってんだ。『服装を乱すことなかれ』『喫煙することなかれ』『不純異性交遊することなかれ』…って…」 「…コレ、明らかに誰か個人のコト言ってませんかね。生徒より先に取り締まらなきゃならない人、いませんかね」 「…」 「オイ、おめーら。いつまでクソマジメに委員会やってんだ。とっとと帰りやがれ」 「銀八先生。帰ってなかったんですかィ」 「松平のとっつぁんがよー、今日キャバクラ行かねーと俺死ぬから坂田、風紀委員会頼むわとか言い出してよー。たまんねーよ、ほんと。先月借りた金返してねーから断れねーしよー。つーことだからもう帰れや、おめーら」 「てめーが風紀の乱れの元凶じゃねーかァァ!!」 「あん?なんだ、土方。鼻息荒くして。スッチーが乱れてどーしたって?」 「スチュワーデスの話なんかしてねーよ!つーか先生!教師たるアンタがそんなことだから校内風紀が乱れる一方なんすよ!」 「は?なんのことよ」 「黒板見てくださいよ!アンタ全部心当たりあんだろーが!」 「あ〜?校内法度?服装を乱すな?俺、乱れてねーじゃん。いつでもルネッサンスな感じじゃん」 「どこが?!どこが貴族?!ユルすぎんすよ、アンタの格好は!」 「バカ、おめー。白衣はこの上なくフォーマルな装いだろーが。財●先生だって白衣で総回診してただろーが。ワンランク上の礼服すぎて、てめーらには難しかったみてーだな」 「んなヨレヨレでダラダラな礼服があるかァ!財●先生のキッチリオールバックを見習いやがれ!」 「そうだな。やっぱり俺の信望厚いキャラクターは財●先生というよりむしろ里●先生と言えるな」 「そっちかよ!そーゆー問題じゃねーんだよ!じゃあ、2つ目はどう説明するんすか!校内での喫煙は!」 「いやいやいや〜、土方君。もうソレさァ、その質問されたら俺、『だからコレはタバコじゃなくて…』って、例の答え返さなきゃならねー空気になんじゃん。あのお馴染みのセリフ、50000hitのココに来て使うのはなんかベタで恥ずかしーじゃん。真っ赤になるじゃん、俺」 「知るかァァ!ネタフリしてるわけじゃねーんだよ!」 「え〜と、ホラ。コレ、アレだから。タバコじゃなくて、木枯し●次郎がくわえてるアレ的なやつだから。…ホラ、どーしてくれんの。別のネタをと思ったら、なんかグダグダになっちゃったじゃん。いつも以上に古い例え出てきちゃったじゃん。今度こそ読者様誰も知らねーよ。つーか管理人もリアルには知らねーよ」 「俺の方が知らねーよ!てめーのネタ事情も管理人のリアル世代も知らねーよ!」 「るせーなー。ガタガタガタガタ。俺のどこが風紀を乱してるっつーんだよ」 「じゃあ、最後のはどうすか。校内での不純異性交遊。してねーって言い切れんすか?」 「バカ言うな、土方。愛情が不純かどーか決める物差しなんざこの世には存在しねーんだよ。愛ってのはどんなカタチであれ、すべて純粋だと俺は信じたいね。人ってやつを信じたいね」 「いや、アンタの愛情論聞いてねーよ!」 「つーか何?その法度。どこのモテない君が作ったの?いるよね〜。そーゆー自分がモテないからって『男女交際なんて不潔よ!』的考えを押し付けてくる奴。あれ?まさかとは思うけど土方君じゃないよね?土方君のわけないよね?」 「…よォォォし!!もうてめーを教師とは思わねェ!やってやらァァ!!」 「トシィィ!待ってェ!校内暴力は風紀委員のご法度…」 「うるせェェ!アイツがいなくなりゃ校内は平和になんだよ!」 「先生ー。副委員長乱心したんで、風紀委員の責任として俺が粛清したいと思いまーす」 「よーし、沖田。粛清しろ。俺が許可する」 「なんでてめーが許可してんだァ!風紀委員会となんの関係もねーだろ!」 「や、俺、松平のとっつぁんから今日の委員会まかされてっから。キャバクラの代わりにまかされてっから」 「山崎ィィ!校内法度もう一つ加えろォォ!『放課後、キャバクラに直行するなかれ』だ!」 「…もー何加えても無駄だから諦めりゃいいのに」 「山崎てめェ!聞こえてんぞコラァ!」 「ギャアアアア!」 「ま、いーんじゃないですかねェ。50000hitだからって気張らねーでも。乱れまくってんのがこのサイトのありのままの姿でさァ」 「ちょっと乱れてるくれーの方がいーんじゃねーの?完璧すぎっと飽きられんのも早ぇーって言うしね〜」 「いいわけあるかァァ!」
…と、いうわけで。なんとなんと、50000hit! |