お題「10000hitを記念して、昔のメンバーで集まってみよう」






「10000hitを祝して!カンパーイ!!」


「…いやいやいや。なんなの、コレ。どーいうこと、コレ」
「どうした、銀時。めでたい席だというのに浮かない顔をしおって」
「ヅラの言うとおりじゃきー。そげな顔せんで、おんしも飲まんか、金時ィ!」
「いや、だから、なんでめでてー席でてめーらと飲まなきゃなんねーんだよ。連載のレギュラーでもねーくせによォ。つーか辰馬にいたっては初登場じゃねーか、コノヤロー」
「アッハッハッハッハッ!そういう意味でも、めでたかー。初登場カンパーイ!!」
「勘違いするな、辰馬。ここはそんな浮ついた場ではない。節目を祝うとともに、これからも長く苦しい攘夷の道を邁進することを誓い、杯を交わすため…」
「なんで攘夷活動の話になってんだよ。誓わねーよ、そんなもん。てめーら2人とも生まれた時からずっと勘違いしてんだよ。帰れ、バカの惑星に」
「バカの惑星?!そりゃあどこの星じゃあ!このわしが知らん星があったがかー!」
「これ!辰馬ぁ!アンタはまた宇宙宇宙って!そんなんばっかしてないで、少しは攘夷活動でもしなぁ!もー!」
「お母さん?つーか無理。このバカ2人、俺1人でさばき切れねーわ」


「ところで、金時。おんしゃー、彼女とヨリを戻したそうじゃきのー」
「だから何だよ。つーか銀時だって言ってんだろーが、てめーはよー」
「懐かしいのー。あいつァ元気にしちゅうがか?」
「あー?まーな」

「銀時、貴様プラプラしておらんで、そろそろ身を固める気はないのか」
「はぁ?んだよ、いきなり。てめーにプラプラとか言われたくねーよ、ヅラ」
「ヅラじゃない、桂だ。銀時、貴様がどうしてもと言うのなら、披露宴で俺のとっておきの一発芸を披露してやらんでもないぞ。どうだ、身を固める気になったか」。
「ならねーよ。なったとしても、てめーだけは招待しねーよ」
「とっておき中のとっておきだぞ。後悔しても知らんぞ〜」
「お前ただ一発芸見せたいだけだろ。身ィ固めるとか、どーでもいいだろ、実は」
「何を言っているのだ!貴様にだって結婚し家庭を築くという人並みの夢くらいあろう!銀時!」
「いや、んな熱く夢≠ニか言われてもよ…」
「奥さんの応募で新婚さん●らっしゃい≠ノ出演し、ちょっとだけ夜の話などを交えた面白トークで司会者のズッコケを誘うだけに留まらず、ゲームでハワイを逃して顔を赤らめながらイエス・ノー枕≠持ち帰る、というアベックなら当然の夢が貴様にもあるだろう!銀時!」
「あるかァァァ!!長ェよ!そして古ィよ!なんもかんも全てが!」

「イエス・ノー枕≠ヘ男の夢じゃぁぁ!!さすがヅラ!いいこと言うがじゃあ!」
「めんどくせーから話に乗っかってくんじゃねーよ!そんなにほしけりゃ、てめーが身を固めろや!」
「わしゃあー、会う度おりょうちゃんにプロポーズしちょるきに、もう夫婦のようなもんぜよ。アッハッハッ」
「ストーカーだ。ストーカーの考え方だよ、オイ」


「ところで、高杉は遅いのー」
「…はぁ?高杉ィ?何言ってんの。来るわけねーだろ」
「そげなこたァないぜよ。わしゃあ、高杉にもちゃーんと招待状を送ったきに」
「招待状ぅぅ?いや、ねーよ。つーか読まねーだろ」
「フン、高杉め。めでたい席に遅刻とは、松村●基°C取りもいい加減に…」
「ワルといえば松村●基≠チて。古ィんだよ、いちいち。てめーは。つーかなんでてめーら、来ると思ってんだよ」
「いや、あいつァ、あー見えて律儀な奴じゃきー。とっておきの手土産選びに手間取っちょるに間違いないぜよ」
「ナイナイ。だって、獣だとか言っちゃってるんだよ?アイツ。世界壊すとか言っちゃってんだよ?んな奴がこんなとこホイホイ来るわきゃねーだろーが」


ガタッ


「…なんか今物音がしやーせんかったか?」
「うむ。玄関の方から…」
「猫かなんかじゃねーの」
「何?!肉球がいるのか?!」
「てめーの猫の見方は肉球単位かよ。…つーか、案外高杉がドアの外にいてよォ、今の会話偶然聞いて、入って来れなくなってたりしてなー」
「アッハッハッ!まさかのー」
「そんなタイミングの良すぎる事、あるわけがなかろう」

…。

「まさかのー」
「まさかな」
「まさかだろ」

「いや、ちょっ。ヅラ、おめー見てこいよ」
「なんで俺だ!辰馬。貴様が招待したのだろう。貴様が行け」
「わしゃあ、こう見えて照れ屋さんじゃきー、ここは銀時が…」
「どのツラ下げて照れ屋とか言ってやがんだ、この毛玉野郎。いーからさっさと行けって!大丈夫だって。いるわけねーって。ただのラップ音だって。やべっ、ソレはソレで怖ぇーじゃん!」

「よし!じゃあ3人で玄関開けに行くぜよ!」
「小学生かよ!」
「名案だ!行くぞ!銀時!」
「マジでかい」


「 「 「 …せーの! 」 」 」






…と、いうわけで10000hit!
皆様、本当にありがとうございます。
うれしさのあまり、初の顔揃えで感謝を伝えにまいりました。
今後とも精進してまいりますので、お付き合い下さいませ。






10000hitなので、さらにおまけ